小さき者よ。

毎朝子供と一緒に見ているNHKの「にほんごであそぼ」

昔の文学作品をもじって子供達が踊ったり寸劇をするのですが
今、このシーズンだからこそ、胸に響いた文章。



小さき者よ。
不幸なそして同時に幸福なお前たちの父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。
前途は遠い。
そして暗い。
然し恐れてはならぬ。
恐れない者の前に道は開ける。
行け。勇んで。
小さき者よ。



有島武郎の「小さき者へ」の最後の文より抜粋。




有島武郎には結婚して7年のうちに3人の男の子をもうけたが
奥さんは幼い子供を残して肺結核で亡くなってしまった。
そんな子供達へ、文章前半では「母親が亡くなってしまい、お前たちの人生は既に暗いのだ」
と辛らつな言葉を投げつつも、
最後には新しい世界へ踏み出す我が子へ強く背中を押してあげている気がする。



この春、はるぼうは小学校に入学し、ひよりんは幼稚園入園。
2人とも新しい世界に踏み出すにあたって、親子共に期待以上に不安もある。

でもこんな時だからこそ、親としては心配だー不安だー、あーだこーだ言うのではなく
「大丈夫だ!いってこい!」
と背中を押してあげたい。
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by say-na | 2013-03-20 08:09 | 南アLife